・救助工作車Ⅲ型
救助工作車Ⅲ型とは、阪神・淡路大震災を教訓に設定された、震災対応救助車両。主に東京都及び政令指定都市に配置されている特別高度救助隊と中核市に配備されている高度救助隊が運用しています。
Ⅱ型の車両をベースに高度救助資機材を積載できるよう7〜10tクラスのトラックシャーシ(4WD)をベースに艤装されている。
震災時に瓦礫が散乱する悪路に対応するために当初は除雪車やウニモグ、パリ・ダカ―ルラリ―に出場したラリーカーベースの超高床型の車両も存在していたが、悪路に強い一方で大型ゆえに通常の市街地では取り回しが悪く、運用上の理由から現在では低床型に移行し、外見上ではⅡ型と変わらない車両が多くなっています。Ⅱ型と同様、近年では、車内で救助資機材の着装などを楽に行えるハイルーフ型や救助資機材の収納・取り出しや装備の装着などを楽に行える広い後部をもつバス型の車両を導入する本部も増えつつあります
山武郡市広域行政事務組合消防本部
中央消防署 山武中央救助1
この車両は日野プロフィアをベースに作製されたバス型救工です。同車は、関東地方で3台目となる大型三軸バス型救助工作車です。
前のウインチは大橋機産のCW5202F(5t)のものを採用しています。
ルーフは長野ポンプ製ものを使用しています。
サイレンアンプは大阪サイレンのMK-10を採用。
spec
シャーシ:日野自動車プロフィア
車台型式:QDG-FR1APEA改
艤装:日本機械工業・坪井特殊車体
配備年:平成28年配備
全長:9820mm 全幅:2490mm
全高:3730mm
1枚目は前任車両。
spec
シャーシ:日野レンジャー
車台型式:不明
艤装:帝国繊維
配備年:平成28年配備
横須賀市消防局 中央消防署 横須賀中央救助1
同車は、平成28年に配備された車両で緊急消防援助隊にも登録されています。
ハイルーフはベルリングを採用しています。シャッターデザインも二本の白ラインにRESCUEの文字がマーキングされています。リアにはウインチが無く可搬ウインチが備えつけられています。作業灯はWHELENのPELCC SUPER-LED作業灯を採用しています。
SPEC
・シャーシ:日野自動車レンジャー
・艤装:モリタ.坪井特殊車体
・車台型式:不明・全長:8.070mm
・全幅:2.400mm
・ 全高:3.250mm ・配備年月:平成29年3月配備
津市消防本部 中消防署 津中41
成田市消防本部・署
成田救助1
SPEC
・シャーシ:日野自動車レンジャー
・艤装:モリタ.・全長:7.90m
・全幅:2.40m・ 全高:3.50m
・配備年月:平成31年1月配備