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​電源照明車

電源照明車とは、夜間における災害現場に出場し伸縮式の照明を用いて現場の活動を支援する車両で、現場を照らすことだけでなく電力を発電し供給する事も可能で、有事の際には頼もしい車両です

また現在では照明が高性能・小型化されたことにより、照明だけでなく排煙高発泡などの機能をまとめた車両が登場しています。大阪市にもNBC・空気充電・可搬投光器(照明)などのユニットを載せ替えて出場する救助支援車という車両も存在しています。

​川崎市消防局 幸消防署 幸電源1

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車種:日野レンジャー/艤装:日本機械工業・坪井特殊車体
配備年月:平成31年3月配備(2019)

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川崎市唯一の電源車であり市内全域をカバーする車両で、上部に湘南工作所製12000WのLED照明に加えキャブの上にも照明装置(Night scan)を装備しています。
シャッター内には、発電機・照明装置の操作盤・カゴ台車を装備しています。
またパワーゲートも装備されていて、緊急消防援助隊派遣時に資機材を積載したり、水難救助資機材を積載することが可能です。
幸署を良くご存知の方はなぜ水難救助資機材搬送車があるのに、この様な仕様の車両が必要なの?っと考えるでしょうが、水難救助資機材搬送車は総務省から貸与された車両でいずれ更新年数を迎えます。そうなると後続車を配備する必要があります。それらを考えた結果、幸電源は小型化せずに先代と変わらないサイズ感でマルチに資機材を積める車両しようという事でこのような仕様で導入されました。

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